通常舌の位置は上の前歯の裏側に位置しています。しかし、舌の筋肉が弱いと重力により下に下がったり、後ろに落ちてしまいます。
舌が後ろに行くと、様々な弊害が生じます。まず、気道が狭くなるので、鼻から息がしづらくなり、口呼吸になります。また、睡眠時無呼吸症候群にもなります。鼻呼吸はアレルギーの原因にもなりますし。睡眠時無呼吸症候群は、高血圧や糖尿病など疾患の原因になります。
また、舌の位置が後ろにあると、裏側からの押す力が弱くなるので、頬の力に押されてしまい反対咬合になりやすくなります。
反対咬合は、子供のうちに治療を行わないと、骨の成長が進んでしまい、外科的に直さないと矯正できないこともあります。
判断基準としては、大きく口を開けて、喉の奥にあるのどちんこが見えない場合、舌が奥に入っている可能性が高いです。舌の力をつけるトレーニングは、上あごの奥の柔らかい部分を舌で30秒ほど押します。疲れてきたら休憩をします。それを1日30回程度行います。もちろん無呼吸症候群の方にも、行っていただきたいトレーニング法です。
舌の位置だけでも、体への不調が起こるので、簡単にできるトレーニングですから、今日からでも意識してみてください。
2024年インプラント
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | △ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | △ | × |
午前 9:00~13:00
午後 14:30~18:00
△:隔週で休診になります
日曜・祝日 木土(隔週)
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