みなさんはいびきと聞いてどんなイメージがありますか?
周りからうるさいと言われるぐらいで、本人は気づいていないことがほとんどです。
しかし、いびきにはそれ以外にも多くの身体への影響があります。
えっ!こんなにあるのと思う方も多いと思います。
現在日本人の6人に1人はいびきをかいていると言われています。
睡眠時無呼吸症候群には2種類あります。
ひとつは舌や軟口蓋によって気道が塞がれてしまうもの。
もう一つは脳が呼吸を止めるように指令を出すもの。
睡眠時無呼吸症候群のほとんどは、気道が塞がれてしまうために起こるものです。
どちらから来ているか、その診断は専門機関で行った方が良いでしょう。
体重が増えると睡眠時無呼吸症候群になるリスクが高くなります。
舌根には脂肪がつきやすく、脂肪がつくと気道を塞いでしまいます。
1年以内に10%体重が増加するといびきが出やすくなります。
自分がいびきをかいているか知りたい
いびきの診断方法は専門機関で行うものが正確ですが、自分である程度しらべる方法があります。
それはスマホのアプリを使う方法です。
有料のアプリですが、いびきチェッカーという名前です。寝息も無い無音時の記録が出来るため、無呼吸の時間もしらべることが出来ます。
またSASサポートセンターというホームページから、機械をレンタルして調べることが出来ます。
まずは、手軽なスマホのアプリから始めてみてはいかがですか?
治療法はいくつかありますが、保険で出来るものと保険外で出来るものがいくつかあります。
それぞれメリット、デメリットがあるので、自分にあった物を選択する必要があります。
メリット
・器具がコンパクトで持ち運び出来る。
・価格が保険だと1~2万程度
デメリット
・70%の人しか効果が出ない
・顎関節症を起こすことがある
・歯が無い人には使用出来ない
・上顎前突の人には使用出来ない
・医師による診断書が必要
メリット
・効果が100%
デメリット
・器具が持ち運び出来ない
・ランニングコストが高い(月4,500円程度)
・離脱率が高い(50%の人が途中でやめてしまう)
メリット
・治療である
デメリット
・価格保険がきいて6~9万
・50%の人しか効果が無い
メリット
・小さく持ち運び出来る
・即日使える
・歯が無い人でも使える
・医師による診断書が必要ない
デメリット
・70%の人にしか効果が出ない
・保険外になる(3万円)
当院ではスマイルスリーパーとスリープスプリントを取り扱っています。
スリープスプリントの場合は医科での診断書が必要になります。
スマイルスリーパーは保険外の治療になり、診断書の必要はありません。
次のページではスマイルスリーパーについて説明します。
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