本来人間は鼻で呼吸する様に出来ています。しかしいろいろな要因から口呼吸をしてしまうと、それが癖になってしまい、口から呼吸する様になってしまいます。

口呼吸は楽に呼吸ができるのですが弊害も多くあります。例えば人の口の中は常に唾液で潤っています。

口呼吸の方は口が乾燥しやすく、虫歯や歯周病になりやすいです。また色素も沈着しやすくなりますし、舌苔がつきやすくなり口臭の原因になります。

そして、口の筋肉が落ちることにより、出っ歯になりやすかったり、アデノイドと言われる下顎が細く下がってしまう顔つきになることもあります。高血圧や糖尿病など成人病のリスクも高くなります。

鼻は空気清浄機や加湿器の役割もするので、ウイルスから身を守ったり、ほこりや塵を防いでくれるので、風邪やアレルギーを防ぎます。

口呼吸の対処法としては、まずアレルギーや鼻炎がある場合は、耳鼻科を受診することをオススメします。それ以外には、口にテープを貼る方法、あいうべ体操を行う、口腔周囲筋のトレーニングを行う。専用のマウスピースを着ける等があります。

また、最初は苦しいですが、意識して鼻呼吸を続けているだけで、改善することもあります。口呼吸は出来れば早い段階で改善した方が良いです。

まずは、意識するところから始めてみてはいかがでしょうか