虫歯を防ぐ考え方の中に、唾液による 口腔内の洗浄作用や、再石灰化があります。
その中でも時間に注目したものが、ステファンカーブです。
人のお口の中のpHは6.8という中性になっています。食事をすると、お口の中は酸性に傾きます。もちろん酸性に傾きますと、歯の表面が溶けて、初期虫歯になります。歯が溶け始めるのはpHが5.5以下になった時です。
唾液にはペーハーを元に戻す役割があり、約20分から上昇し始めて約60分で6.8まで元に戻ります。また、唾液には、歯の表面が溶けて初期虫歯ができてしまった場合、唾液内の成分で、再石灰化させる機能があります。
再石灰化までは時間がかかるので、その間にまた溶けてしまう場合もあります。基本的に、間食も含めて、食べる間隔は3時間あけた方が良いと言われています。酸性に傾いた状態で、また酸性に傾いてしまうと、初期虫歯から虫歯に移り変わります。食事後30分歯磨きしない方が良いというのはここから来ています(基本的に再石灰化を待ってからでないと意味がないので、本来は3時間後に磨くと良いです。30分ですと効果は少ないと思います)
もし、間食をしたいのであれば、キシリトール入りのものやお茶であれば、間食にカウントしなくても良いです。 出来る限り砂糖は控えた方が良いです。虫歯は予防出来る病気です。まずは、時間を意識して間食する事から始めてみてはいかかでしょうか?
2024年インプラント
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | △ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | △ | × |
午前 9:00~13:00
午後 14:30~18:00
△:隔週で休診になります
日曜・祝日 木土(隔週)
お気軽にご連絡ください。