歯の神経について
虫歯が進行して痛みが出ると、よく神経を取りましょうということを言われると思います。
歯の神経というのは歯の中にたくさんの血管や神経が通っているというように考えていただくとわかりやすいと思います。
では神経が何をしているかというと、歯に栄養を与えています。そして虫歯になった時に痛みを感じます。もし神経がなかった場合、虫歯になっても痛みを感じないために、虫歯がひどく進行してしまい抜歯になったり、顎骨に細菌が波及することがあります。
また、神経を取ると歯の水分量が2~3%減少します。歯の水分が減ると、歯に力が強くかかると割れたり、折れてしまうことがあります。
神経を取った歯の寿命は15~20年といわれています。つまり、極力神経を取らない方が良いと考えられます。
もし神経を取った場合、痛みが取れるまで、消毒を繰り返します。ここが時間がかかり、重要なところです。もし症状がある場合は、神経が残ってしまっていることがあり、再感染や、痛みのリスクが出てしまいます。神経は樹の枝状に張り巡らされているので、消毒が大変なのです。
神経を取って症状がなくなった後ガッタパーチャという防腐剤を詰め込み、再感染を防ぎます。
神経を取った歯は、もろくなっているので土台を立てて、全周を被せ物で直した方が、破折を防げます。被せ物は銀歯やセラミックなど様々な素材があります。
神経を取ると時間と費用がかかってしまうので、そうなる前にメインテナンスを行った方が、良いかと思います。
2024年インプラント
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