・口の中が乾燥している

・飲み込みづらい

・口臭がきになる

・口が粘つく

・虫歯になりやすくなった

こんな症状がある方は、ドライマウスかもしれません。

クリニックで診断する場合５分間味のないガムをかんでいただき、5ml以下の唾液量の場合ドライマウスの診断が出ます。

唾液には様々な役割があります。

食べ物をお口の中から洗い流す、プラークの付着を阻害する、口臭予防する、歯を再石灰化させる、飲み込みのトレーニングをするなどがあります。

ドライマウスにはいくつか原因がありますが、大きく分けて唾液が出る機能は失われていないけど、唾液が出づらくなってしまったものと、唾液が出る機能が失われてしまったというものがあります。

唾液が出る機能が失われていない場合は、薬の副作用や、塩分のとりすぎや、唾石症という石が詰まってしまった場合緊張、口呼吸、歯並び、口腔機能の低下などがあります。

唾液が出る機能が失われてしまった場合は、加齢によるもの、シェーグレン症候群、放射線治療などがあります。

治療法としては、保湿、ブラッシング、キシリトール入りのガムや飴、唾液腺マッサージ、五苓散などの漢方薬、飲んでいるお薬の変更、マウスピースなどがあります。

ドライマウスは自然に治るものではありません。いくつか心当たりがある方は、クリニックでの検査が望ましいでしょう。