予防歯科の一つキシリトールのつかいかたです。
キシリトールの効果は、細菌を弱らせる、初期虫歯を修復する効果があります。
私は予防歯科をオフェンシブな予防歯科とディフェンシブな予防歯科に分けており、キシリトールは原因の細菌を叩くオフェンシブな予防歯科と考えています。
虫歯の原因となる細菌は、ショ糖を食べて栄養とし、その代わりに虫歯の原因になる酸を出します。
キシリトールはショ糖の代わりに細菌のエサになりますが、細菌はキシリトールを栄養に出来ないので、酸を出せません。
そして、キシリトールを体の外に出すために、エネルギーを余計に使います。その繰り返しにより、細菌は徐々に弱まり、数が減ったり動きが少なくなって行きます。これが、キシリトールが虫歯菌に働く効果です。
他にもキシリトールに似た甘味料がありますが、それらは細菌のエサにならず、細菌を弱める働きはありません。キシリトールは細菌のエサになるところがポイントです。
使用量は5から10グラムを1日3回以上分けて食べる様にしてください。キシリトールの含有量は50%以上のものを選んでください。
キシリトール100%のものは、歯科医院しか置いていない事がほとんどですが、食べる量が少ないのでコストパフォーマンスが良いです。市販のものは手軽に手に入れられるのが良い点です。ただし、使用量はしっかりと守ってください。一般的なキシリトールガムは1日10〜14粒程度です。キシリトール100%のガムは3〜5粒です。それを3ヶ月以上は続けてください。
妊婦さんは、出産3ヶ月以上前から食べると、子供への感染を予防できます。キシリトールを食べると唾液が出やすく、口の中を洗い流してくれるので、介護の現場で使用しても良いと思います。
2024年インプラント
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | △ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | △ | × |
午前 9:00~13:00
午後 14:30~18:00
△:隔週で休診になります
日曜・祝日 木土(隔週)
お気軽にご連絡ください。