歯磨きは、通常歯ブラシで歯垢を取り除きます。しかし歯ブラシだけでは、半分程度しか取り除く事ができません。

歯ブラシでは歯の表の部分しか磨けません。それに対して虫歯や歯周病は、歯と歯の重なっている部分や、歯肉の境目の部分から発生しやすいのです。

つまり、物理的に歯ブラシが届かない部分があると、いくら時間をかけても磨き残しがあるために、虫歯や歯周病を発生させます。

そこで、はじめにリスクの高い部分から清掃し、その後、全体のにがいてゆく方法がスウェーデン式歯磨きです。

ポイントは、先にワンタフトブラシという先のとがった歯ブラシを用いる事と、デンタルフロスを使用して、歯肉の内部まで清掃する事です。

まずは、歯科医院で染め出しを行いリスク部位を知った後、練習すると効果が高いです。

予防歯科では大きく分けると、セルフケアとプロフェッショナルケアにわかれますが、どちらが大切かというと、セルフケア8割プロフェッショナルケア2割です

。プロフェッショナルケアは歯ブラシやデンタルフロスを使っても、どうしても取り除けないバイオフィルムを取り除きます。まずはリスク部位を知る事から始めましょう。